こんにちは、うえるりです!
子どもの身長を伸ばすために必要な栄養素を知っていますか?
カルシウム・たんぱく質・マグネシウム・ビタミンD…
バランスよく毎日定食のような食事を食べていればベストだそうですが、
いちいちカルシウムが何mgでって献立考えられます?
どの食材をどれだけ食べればクリア!
そんなの毎日計算できませんよね。
定食屋じゃないし、仕事もしてるし、毎日栄養を考えていられない!
そんな私のような方に、覚えておいてほしい食材を調べました!
グラムじゃなくて個数で表したので、ぜひメモって参考にしてください!

この記事はこんな人におすすめ!
- こどもの身長が気になる
- いつもの食事でどうにかしたい
- なるべく身近な食材を使いたい
必要な栄養素5選
全部必要なのは大前提。すべての栄養素が体の中でバランスを取ってこそなのですが、絶対に欠かせないものを5つに絞ったので確実に抑えておきましょう。
身長を伸ばすために必要な栄養素は↓の記事にさらに詳しくまとめてあります。
カルシウム

カルシウムの体内での主な働き
- 骨や歯の形成:カルシウムの約99%は骨や歯に存在し、強度と構造を保つ役割を果たします。
- 筋肉の収縮:筋肉が収縮するためにカルシウムが必要です。
- 神経伝達:神経細胞が信号を伝える際にカルシウムが関与します。
- 血液の凝固:血を固める際に重要な因子として働きます。
- 酵素の活性化:さまざまな酵素の働きを助け、代謝を調整します。
体内のカルシウムは常に一定に保たれており、不足すると骨から供給されます。
つまり、十分なカルシウムを食事で取らなければ骨がスッカスカに!
たんぱく質

タンパク質の体内での主な働き
- 体の構成材料:筋肉、皮膚、内臓、髪、爪などの主要な構成成分です。
- 酵素やホルモンの材料:消化酵素やインスリンなど、多くの生体反応を担う物質の原料になります。
- 免疫機能:抗体(免疫グロブリン)をつくり、体を病原体から守ります。
- 運搬・貯蔵:酸素を運ぶヘモグロビンや、栄養素の運搬・貯蔵に関与します。
- エネルギー源:必要に応じてエネルギー源として利用されます(1gあたり約4kcal)。
タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、再び体の各部分の材料として使われます。
ビタミンD

ビタミンDの体内での主な働き
- カルシウムの吸収促進:小腸でのカルシウムの吸収を助け、骨や歯を健康に保つために重要です。
- 骨の健康維持:カルシウムとともに骨の形成と維持をサポートします。
- 免疫機能の調整:免疫細胞の働きをサポートし、感染症に対する防御を強化します。
- 筋肉の機能:筋肉の強さや機能にも関与しており、特に高齢者の転倒予防に重要です。
- 細胞の成長・分化:細胞の成長や分化を調整し、がんなどのリスクを低減させる可能性もあります。
ビタミンDは主に日光を浴びることで皮膚で生成されますが、食事やサプリメントからも摂取可能です。
カルシウムとワンセットで絶対摂ってほしい!
マグネシウム
マグネシウムの体内での主な働き
- エネルギー生成:ATP(細胞のエネルギー源)を作るために必要不可欠で、エネルギー代謝をサポートします。
- 筋肉の収縮とリラックス:筋肉が収縮する際のカルシウムの働きを調整し、筋肉のリラックスにも関与しています。
- 神経伝達:神経細胞の活動を正常に保つために必要で、神経信号の伝達を助けます。
- 骨の健康:骨の構造に重要な役割を果たし、カルシウムとともに骨の強度を維持します。
- 心臓の健康:心臓のリズムを正常に保つために必要で、血圧の調整にも影響を与えます。
- 酵素の働き:300種類以上の酵素の働きをサポートし、体内のさまざまな化学反応を助けます。
マグネシウムは体内で多くの生理的過程に関与しており、特にエネルギー代謝や筋肉・神経機能に欠かせないミネラルです。
DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)の主な働き
- 脳の健康:DHAは脳の細胞膜に多く含まれており、神経細胞の構造を支え、脳の機能をサポートします。記憶力や認知機能、学習能力に関与しているとされています。
- 目の健康:網膜に高濃度で存在し、視力の維持や眼の健康をサポートします。特に夜間視力に影響を与えることがあります。
- 心臓の健康:DHAは血中のトリグリセリド(中性脂肪)の減少を助け、心血管系の健康をサポートします。また、血圧の低下にも寄与することが知られています。
- 抗炎症作用:DHAは体内の炎症反応を抑える効果があり、慢性疾患やアレルギーの予防に役立つことが示唆されています。
- 精神的健康:DHAはうつ病や不安症などの精神的健康にも関与しており、これらの症状の予防や改善に寄与する可能性があります。
DHAは主に魚油に含まれており、特に青魚(サバ、イワシ、サンマなど)に豊富です。植物由来では、アルファリノレン酸(ALA)というオメガ-3脂肪酸から体内でDHAを合成することもできますが、その効率は低いとされています。
一見身長とは関係なさそうですが、カルシウムやマグネシウムとともに、神経細胞の働きに必要不可欠。
神経細胞は身体のあらゆる部分と連携して働いており、筋肉や骨が成長する過程にも神経系が影響を与えます。
成長に伴って筋肉が強化されると、それに合わせて骨の成長が調整されるため、神経系と身体的成長は密接に関連しています。
身近な「おすすめ食材」

5つの栄養素が何にどれだけ入っているのか。
- そこらへんのスーパーで必ず買えるもの
- 安いもの
- 調理が簡単なもの
という条件に当てはまる食材を調べてみました。
小学生や中学生は給食の地域も多いのですが、給食では1日に必要な栄養の30%ほどを摂れるように考えられていますので、残り60%ほどを家庭で摂る場合の量も調べてあります。
完全栄養食「たまご」
常に安定した価格のイメージがありましたが、最近は高値が続いていますね。
朝と夜の1日2個で、タンパク質12g、マグネシウム
しれっと亜鉛も付いてきます。
ビタミンCが摂れないだけのほぼ無敵食材です。
朝にとれば睡眠の質を高めるホルモンの分泌も促されるので、成長ホルモンを出すために必要な「良質な睡眠」にもたまごはイイ!
お馴染みの「牛乳」
カルシウムと言えば牛乳ですよね。煮干しでも摂れますけど、ボリボリと食べる子どもがどれだけいるでしょう…塩分が気になるのでここは牛乳を推します。
朝と夜でマグカップ1杯ずつ(合計400ml)
ただ、我が子はココアを混ぜないと牛乳は飲みません。
なので牛乳に溶かして飲む身長サポート系飲料もいくつか試したんですけど、味がいつものココアじゃないし変に甘ったるい匂いするし粉っぽいしで✕…
結局、「森永の牛乳に溶かして飲むココア」

ちなみに、牛乳には混ぜないですがサポート系飲料も使っています。
お菓子作りに使えるこちらの製品は唯一身長サポート系飲料でも我が家の3きょうだいが受け入れてくれた強者!!
こちらの記事で詳しく紹介していますので、気になる方はどうぞ
日本の主食「お米」
堂々たる主食の代表お米。実はマグネシウムが豊富!
朝晩で軽く1杯ずつ(合計300g)
中学生以上のお子さんであれば玄米がよりおすすめです。ミネラルや食物繊維も豊富なので、白米から切り替えるだけでも摂れる栄養素がぐっと増えます。
消化しにくいので、低年齢のお子さまには不向きです。
意外な「油揚げ」
ここまでは言われなくても食べてるわ!と言われちゃうラインナップ。
ですが、意外にも「油揚げ」が優秀食材と知っていましたか?
朝晩でうす揚げ1枚。
納豆や木綿豆腐もいいのですが、油揚げだとたんぱく質もマグネシウムも摂れちゃう。
お味噌汁の具はもちろん、焼いてお醤油たらすだけでも美味しいし、なってったって安い!
お手軽なサバ缶・イワシ缶
調理済みで骨まで食べれる便利食品。
朝晩で1缶の半分でOK
みそ煮なら温めるだけでも、水煮ならお味噌汁にいれても美味しい!
最近はトマト味とかバジル風味、イワシならオイルサーディンもあってバリエーション豊富。
簡単で理想的な朝食メニュー
まとめると、以下のような献立がベスト朝食になります!
- 白米(また玄米)
- 揚げ入りの味噌汁(サバ缶入れても)
- たまご料理
- 牛乳
なんてフツーのメニューだこと…ってなりませんか?
でもこれを毎朝用意するのって意外と手間なんですよね。
私はなるべくお金をかけないで=手間で済むならと思って、お味噌汁は前日の夜に大量に作って朝も同じものを出す、たまごは大きいオムレツを1つ作ってみんなでシェア…
など、なるべく手間にならないように考えてますが、そんな暇ない!がんばれない!って人もいるはず。
それなら栄養機能食品に頼れば簡単に栄養バランス整えれていいと思う。
お金で解決できるならそのほうが自分の時間増えるしいいよね。
おやつのパンケーキに混ぜるのが我が家流。
作り置きも可能だし、お菓子買ってるより低コスト。
夕食メニューは?
夕食は、朝食のたまご料理が肉料理のメインに変わるだけ。
うちの子たちは魚料理をおまり食べないので、肉メインでがっつり。
お米がすすむように味付け濃いめです。
塩分がうまく輩出されるように副菜や果物で調整します。
まとめ
いろいろと栄養素を調べてみた結果、買いやすい食材で成長に欠かせない栄養素はとれるんだなと思いましたね。
あとは調理にどこまで労力を使えるか。
毎日がんばるより、私みたいにうまく栄養機能食品を挟んでラクするのはおすすめですよ!
子どものために、自分のために、ご参考になればうれしいです!