こんにちは、うえるりです!
先日友人に赤ちゃんが生まれました。
43歳の高齢出産。
久しぶりに新生児に触れ合えてトキメキました~
で、最近の育児とは、という話に。
私が1人目を産んだのはもう10年以上前です。
はじめての子にはじめての離乳食、気合いが入っていましたね~
レシピ本を買って、5カ月になったその日に「10倍がゆ」をペロっと舐めさせたことを思い出します。
10倍がゆのカロリーは母乳の半分
なんで「10倍がゆ」を与えたか。
本(たまひよ:ベネッセ発行)にそう書いてあったからです。
何も疑わないですよ。
1人目は完母でがんばってたけどそんなに出がよくなく、体重の増加がすごく緩やかでした。
離乳食がはじまれば体重が増えると思ってたんですが、これがなかなか…
で、3人育てといて今更知った事実

「10倍がゆのカロリーは母乳の半分」
うそでしょ…
そりゃなかなか体重増えんわ、てかよく減らんかったな。
国は10倍がゆを推奨していない
ではなぜ「10倍がゆ」が当たり前になっているのか。
きっと国が推奨してるからだ!と思って厚労省のHP見てきました。
どどん!

離乳初期「つぶしがゆからはじめる」
「つぶしがゆ」
「つぶしがゆ??」
「10倍がゆ」はどこー?!
なんなら「7倍がゆ」もない笑
誰が最初に言ったんですか…はじめてのおかゆは「10倍がゆ」と。
もう我が家に赤ちゃんはいませんが、できることなら最初からやり直したい!
もしかしたら1人目の身長が伸びないのは離乳期にあったんじゃないかとすら後悔してきたぞ。
医学的に10倍がゆはどうなの?
小児のエキスパート、小児科の先生はどうお考えなのだろうか。
記事を探してみた。
10倍がゆではカロリー不足かつお腹がふくれ母乳やミルクの量が減る、としている。
薄すぎる10倍がゆからはじめるメリットはないのでは?
一方で、小児科によっては「はじめての離乳食は10倍がゆから」としている先生もいる。
薬剤師さんの観点↓
この方もすすめていなかった。
国が推奨しているわけでもなく、科学的根拠もない「10倍がゆ」がなぜ広まったままなのだろう。
重要なのは「とろみ」
10倍だろうが5倍だろうが、まず赤ちゃん自体に「哺乳反射の減弱」(スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる)がみられるか。
咀嚼ができないので、「とろみのある液状のものからはじめる」という点が最大のポイントのようです。
母乳やミルクには脂肪分が含まれるので、お粥の方がカロリーが低くて当然だそうで。
確かにおかゆはダイエット食でもある。
10年前の自分がいかに考えようとしなかったか…反省。
水分が多すぎるとお腹がいっぱいになってしまうので、全粥と言われる離乳食本的には「5倍がゆ」をブレンダーや裏ごしでトロットロにしたものを与えるといいみたいですね!

まとめ
平成の子育て組が、令和の離乳食事情を勉強しなおした結果
- 10倍がゆじゃなくていい
- カロリーがある5倍がゆをしっかりとすりつぶしてなめらかにする
という点を頭にいれて、もう一回子育てし直したいな~と思ったうえるりでした。
離乳食時期に体重が思うように増えなかったことが今の身長伸び悩みに影響があるのかが気になりだしたので、また調べて書きたいと思います。