こんにちは、うえるりです!
健康的なカップルだと20%の確率で妊娠します。
5回排卵があれば1回妊娠できる計算です。
この確率、高いと思いますか?低いと思いますか?
あなたのその感覚、パートナーと一緒ですか?
私はすぐできると思っていました。
パートナーも「そのうちできる」という認識。
でもその先の妊活に対する考えにズレがありました。
妊活を成功させるために必要なこと
妊活は1人ではできません。
物理的にも精神的にもです。
妊活が成功すると待っているのは妊娠・出産です(当たり前ですが)
その先には子育てが待ち構えます。
妊活から子育てまで、2人でするものです(当たり前ですが)
パートナー同士の意識の高さが揃っていないと、どちらかに負荷がかかります。
まして長期間お腹で育てて産むのは女性です。
肉体的に相当つらい思いをします。
妊娠する前にお互いの思いを確認していないと、精神的ダメージが大きいです。
会話こそが重要な妊活
妊娠前にお互いの考えを知るためには「会話」が必要不可欠です。
ですが、我が家の場合は十分に話し合いをしませんでした。
なかなか妊娠できずにいるのに、排卵日になっても旦那は協力してくれない。
欲しがっているのは自分だけなんだと落ち込みました。
「そんなにSEXしたいの?」と嫌そうな顔をされたこともあります(前日に診察を受けていてタイミング指導の話をしたのにもです……涙)
子供欲しいんだからSEXしたいに決まってるだろ、と今なら言い返しますが当時は相当ショックでした。
「会話」と言っても、面と向かってSEXのタイミングについて切り出すのではなく、お互いのライフプランを聞いておきましょう。
女性が出産後に完全復帰する場合、旦那もしっかり育児をしなければ絶対に無理です。
パートでいいのか、専業主婦(主夫)になるのか、相手の収入に大きく左右されるのでしっかり話しておきたいです。
私は地方都市在住なので、家を建てる時に子供部屋の話もでました。
この時に話合っていればよかったとつくづく後悔しています。
パートナーに確認すること最低3つ
①子供が欲しいかどうか
②不妊の場合、どこまでの治療をするか
③期限を設けるか
この3つは最低聞いておきましょう。
まず①がNOの場合もあります。結婚後に相手から言われて離婚したケースも身近にありました。
子供がいらない人は増えています。
②は費用面も確認しましょう。
人工授精や顕微授精などステップが上がれば費用も増えますし、通院回数も多くなります。
治療の際は男性側から精子の提供が必要になるので、なかなか抵抗があるという人も少なくありません。

私が通っていたクリニックで精子検査をした時ですが、事前に渡された紙コップに精子を出して持参するというのが旦那にとってかなり衝撃的で、ものすごく抵抗されました。
費用に関しては不妊治療の助成金もありますが、どのステップまでがんばれるのか確認し合っておきましょう。
③は何歳まで不妊治療を続けるかです。
結婚した年齢もありますが、30後半になると体の機能が衰えてくるので妊娠率も下がります。
卵巣機能、ホルモンバランス、体力面でも厳しくなります。
最初にも言いましたが、妊娠がゴールではないので、その先の子育ても見据えた期限をパートナー同士で決めておくのが最良だと思います。
お互いの温度差を知れば解決策が見えてくる!
お互いの気持ちが一緒の場合は子育てに至ってもお互いが努力すれば困難を乗り越えられます。
では、温度差があると知った時にどうするか。
私の場合はパートナーが費用をかけたくない人(人工的に妊娠するものではない考え)だったので、そこは歩み寄りました。
妊活中に知ったので、貯蓄に余裕がなかったのも1つです。
なので、費用をかけてもいい相手に寄せるなら、ある程度の貯蓄をしてから妊活を始める。
そうでなければ助成金の範囲内までと期限を設けるかです。
あくまで身ごもるのは女性で、出産も女性がしなければいけません。
体の負担が大きいので、男性側はそれを理解する努力が必要です。
生理の仕組みを教育されていない現状ではなかなか難しいですが……

生理の時期は薬で簡単にコントロールできるんでしょ?と3児の父親が発言していた時はクラクラしましたね…
自分よがりにならないように
私自身がパートナーの言葉に傷ついた過去はありますが、相手の気持ちを知ろうと努力をしなかった事実もあります。
私ばかり「子供が欲しい」気持ちが大きすぎて、相手が「できなくても2人で楽しければいい」という気持ちを知ろうとしなかった。
妊活から5年経って、もう疲れ果てて何もかも放り出した時に妊娠できました。
自分はこれだけ頑張っているのに!
自分の努力をなんだと思っているの?!
という気持ちはエゴです。
結婚したのですから、パートナーと一緒に考えていきましょう。
妊活は夫婦のライフプランの一部
何度もいいますが、妊活はゴールではありません。
妊活がめでたく成功したら妊娠期間が待っています。
人によってはつわりで入院したり、絶対安静が必要な場合もあります。
教科書通りにはいかないことをパートナーはどれだけ理解してくれるでしょうか?
その次は出産です。
体の形を変えながら育てた赤ちゃんを、骨盤を変形させて、臓器の中身を剥離させてまで体外に出します。
想像を絶する痛みです。
帝王切開なんて内臓も切り、お腹も切り開かれてたったの10日しか入院できません。
パートナーはどこまで理解してくれていますか?
百聞は一見にしかずです。
まわりに妊婦さんや産後間もない人に会える機会があるなら、パートナー同伴で話を聞くべきです。
妊活の先に待っていることは、人生の大半を占める出来事になります。
妊活についてお互いの気持ちを知ることは、お互いのライフプランについて話し合うことと同じです。
ストレスなく妊活ができるように、パートナーとしっかり「会話」していきましょう!