
イヤイヤ期はどの家庭でも避けられない最大の壁。「何をしても泣き止まない」「どう対応すればいいの?」と悩むママも多いですよね。
私自身、3人の子どもを育てる中で、まったく違う3パターンのイヤイヤ期を経験しました。
- 1人目:何がイヤかわからず、イライラして怒鳴ってしまった
- 2人目:子どもの気が済むまで見守り、失敗も経験させた
- 3人目:まず肯定→違う話題にそらす方法でスムーズに対応
この記事では、そんな経験から「本当に効果のあった魔法の声かけ」を紹介します。
魔法の声かけ①:そっか。イヤだったんだね
まずは共感して受け止めるのが鉄則。イヤイヤ期の子どもは、「気持ちを分かってほしい」が一番の欲求です。
実践例
- 「そっか、靴はきたくなかったんだね」
- 「まだ帰りたくなかったんだね」
3人目の時に実感しましたが、肯定されるだけで泣き声の強さが一段階下がります。
魔法の声かけ②:○○がイヤなんだね。じゃあどうする?
主体性を渡すと状況が変わります。自分で選びたい気持ちが強い時期だからこそ有効です。
実践例
- 「この靴がイヤ?こっちとこっちどっちにする?」
- 「まだ行きたくない?じゃああと10数えるまで待つ?」
魔法の声かけ③:○○する?それともこっち?(二択方式)

選択肢があると安心するのは大人も子どもも同じ。2人目の育児で特に効果がありました。
こんな方法もあるぞ!ってことを示してあげると、小さい子ほど理解しやすいです。
実践例
- 「いちごの歯磨きにする?ブドウにする?」
- 「お風呂はママと?パパと?」
魔法の声かけ④:先に○○してから、次は○○しよう
見通しをつけると、イヤイヤが落ち着きやすくなります。順番がわかると安心するためです。
実践例
- 「先に手を洗ってから、ぬいぐるみを持ってこようね」
- 「車に行ったらジュース飲もう。それから帰ろう」
魔法の声かけ⑤:あ!○○見つけたよ!(そらし技)

3人育てて一番成功率が高かったのが、この話題そらしテクニック。肯定 → 別の興味へ誘導の流れが最強です。
イヤイヤされ始めたら、収拾がつかなくなる前に話題そらし!
キョトン顔で「あれ??そういえば…」と違う話をしてしまいます。
実践例
- 「あっ!ワンワンの声する!聞こえる?」
- 「お月さま出てるよ!一緒に探してみよっか」
【経験談】3人育てて分かったイヤイヤ期の乗り切り方
1人目:理解できず怒鳴ってしまった
気持ちに余裕がなく、「なんでそんなにイヤなの?」とイライラしてしまう日々でした。
2人目:やりたいようにさせて経験を積ませた
泣いても、まずは好きなようにやらせてみるスタイルに。失敗体験が、その子の成長につながりました。
3人目:肯定+話題そらしで最短で収まった
「イヤなのね → わかるよ → でもこっち見て?」の流れで、泣き時間が一気に短縮されました。
よく使ったのは「ねぇ、ママ見えないんだけど、ココ虫に刺されてない?」と、首らへんを見てもらうこと(笑)
痒いのはすぐに治したい!って経験がある2歳児くらいからは、大好きなママが痒がっている!と、自分の要求は後回しにしてくれます!
イヤイヤ期がしんどいママへ伝えたいこと
- イヤイヤ期は成長の証
- うまくいかない日があって当たり前
- 完璧を目指さなくて大丈夫
今は大変でも、あとで「あの頃かわいかったな」と思える日が必ず来ます。
まとめ
| 魔法の声かけ | ポイント |
|---|---|
| そっか、イヤだったんだね | まずは共感して受け止める |
| どうする? | 主体性を渡す |
| こっち?それともこっち? | 選択肢を与える |
| 先に○○してからね | 見通しがついて安心する |
| あ!○○見つけた! | 話題そらしで気持ちの切り替え |
イヤイヤ期は「ママも子どもも成長する時期」
我が家は年長まで続きました!(笑)
今日からできる小さな声かけで、毎日が少しラクになりますように。

