妊娠前と妊娠後、必要な葉酸の量はちがう!飲まないとどうなる?正しい葉酸の摂り方

こんにちは、うえるりです!

妊娠前に必要だと言われている葉酸。

なぜ、なんのために「葉酸」が必要なのでしょうか?

含まれる食材は?飲み方は?いつから飲めばいい?

妊娠前と妊娠後では必要な量が違うことにも注目してほしいです。

ママと赤ちゃんのために重要な「葉酸」を徹底的に調べてみました!

うえるり
うえるり

この記事はこんな人におすすめ!

  • 妊娠希望
  • 葉酸の何がいいのか知りたい
  • 葉酸を摂るタイミングを知りたい

葉酸てなに?

葉酸は水溶性ビタミンの1種です。植物の葉に多く含まれて、赤血球を作るビタミンです。(プテロイルモノグルタミン酸および、その派生物の総称です)

水溶性なので体に蓄積されずに排泄されていくので、常に摂り続ける必要があります

どんな効果があるの?

ビタミンB12とともに赤血球を作り出します。また代謝に関わるので、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の合成を促進。

細胞の生産や再生を助け、体の発育にも重要です。

また脳の働きの低下を予防する効果が期待されています。

妊娠前からとるべき?必要な理由とは

細胞分裂や成熟を大きく左右するビタミンなので、胎児の先天異常(神経管閉鎖障害)のリスクを減らすことができます。

赤ちゃんの神経系は妊娠初期から作られます。

先天異常は妊娠7週頃までにおきると言われていますが、妊娠検査薬で妊娠したかどうかが分かるのは早くても生理予定日です。

その頃はすでに妊娠4週をすぎています。

妊娠に気づいたときには、もっとも葉酸を必要とする期間を過ぎている……

ということがないように、妊娠を望んでいる人はなるべく妊娠の1ヶ月前摂っているのが理想です。

なぜなら、摂取した栄養が体に影響し始めるのに1ヶ月かかるからです。

妊活をする女性は必須アイテムと思ってください。

神経管閉鎖障害とは

赤ちゃんの脳や脊髄のもとになる神経管に障害がおこる先天的異常です。

子宮内で赤ちゃんの脳と脊髄が分かれる初期の段階で、母体の葉酸が不足していると、脳側の神経管異常で「無脳症」となり、流産や死産のリスクが高くなります。脊髄側に障害がおきると「二分脊椎」という現象がおき、様々な神経障害を引き起こす可能性が高くなります。

妊娠した後から葉酸を摂っても意味はある?

答えは「あります

「葉酸」は赤血球を作るために必要です。

母体は妊娠すると通常より多くの血液を必要とするので、妊娠後でも多くの葉酸を摂る必要があります。

妊娠中に血圧が上がる「妊娠高血圧症候群」や、お腹に赤ちゃんがいる状態で胎盤が剥がれる「常位胎盤早期剝離」などの発症リスクも抑制されることがわかってきました。

また、産後も母乳を通して赤ちゃんに葉酸を与えることができます。

赤ちゃんの形成に必要な妊娠初期以前からはもちろんですが、妊娠中の全期間・プラス産後まで長く摂ってもらいたい重要な栄養素です。

ただしとるべき量は変わってきます。

妊娠中期以降は鉄など別の栄養素が重要な働きをするので、葉酸は時期によって摂り方を変えたほうがベストです。

葉酸を含む食材

  • ほうれん草
  • モロヘイヤ
  • ブロッコリー
  • 納豆
  • 黄な粉 
  • 焼きのり
  • レバー(ビタミンAが多く、妊婦が過剰摂取すると胎児に悪影響)
  • 生たまご

身近な食材に割と含まれていますが、ほうれん草などは1日1束食べなければ推奨量にはなりません。

生卵は妊娠前なら気軽に葉酸が摂れて便利な食材ですが、サルモネラ菌による食中毒の可能性がなくはないので、妊娠が分かってからは火を通した方が無難です。

葉酸は2種類存在する

①食事から摂取できる葉酸「ポリグルタミン酸型葉酸」

最近は天然の葉酸と呼ばれていたりするそうですが、普段の食事から得られる葉酸です。

手軽かと思いきや、熱に弱いので調理段階で壊れてしまいうまく摂れません。

さらに吸収率も悪いので、ほうれん草1束食べてどれくらい吸収できたか……という感じです。

②人工的に合成された葉酸「プテロイルモノグルタミン酸葉酸」

人口とか合成という表記は天然より劣るのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。

この合成葉酸は、食事で摂れる葉酸の倍の吸収率で、厚生労働省が摂取をすすめているほどなんです。

気をつける点は品質です。

外国製のものもあれば、品質管理に徹底した日本製などいろいろ出回っています。

とどれくらい必要?いつどうやって摂る?

引用元:厚生労働省 葉酸の食事摂取基準

妊娠前から妊娠初期……食事からの240㎍+合成400㎍

中期から出産……食事から240㎍+240㎍

授乳中……食事から240㎍+100㎍

時期によって摂るべき量が変わっているのに加え、妊娠初期は合成をプラスした方がいいとはっきり記載されています。

吸収率のいい葉酸をしっかり摂ることで、胎児におきるリスクを減らすためですね。

中期以降は合成でなくてもいいのですが、食事から全て得ることはなかなか難しいので、合成葉酸=サプリメントをうまく利用すればいいと思います。

水溶性のビタミンなので、3回の食事全てで摂るのがもっとも効率が良いと言えます。

サプリメントの場合も食後に合わせて飲むことをおすすめします!

最適な葉酸とは?

ここまでで、葉酸がどうして必要なのか、どのくらい必要なのかインプットできたと思います。

では、赤ちゃんのためにかなり気をつかう私たちが、これなら!

と思って摂取できるサプリメントはあるのか?

というのが最大の関心ごとだと思います。

時期によって適切な量、普段の食事とのバランスをとってくれる合成葉酸をきちんと考えて作っている会社は意外とありません。

葉酸サプリメントの市場は、葉酸=妊活に必須!

という、本当だからこそただ「飲めば安心よね」と思っている人が多いところをついて、無駄に余計な成分を足したり、摂取量より高配合だったり、安価に仕上げるために低品質だったりするものがかなり出回っています。

うえるり
うえるり

三人目からこの会社なら信頼できると思って愛用していました!

それが「ゲンナイ製薬株式会社」さん!

時期別の葉酸サプリを開発・製造・販売されています。

公式サイトは 途中で読むの諦めたくなるほどすっごい長い真面目な記事で、葉酸について熱く語られています。(読むの疲れた笑)

でも!

法律を守り、お客さまを惑わせない文章のみを使用し、正しい通信販売を行なっていると認められた会社だけしか所属できない、「日本通信販売協会(JADMA)正会員」です。葉酸サプリを販売している中小企業でこの協会に正会員として属している企業はありません。(23年3月現在) 

*HPより抜粋

だったり、厚生労働省が「仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業」として認めていたり、葉酸サプリ業界は本当にひどいと嘆いていたり……

とても真摯に赤ちゃんとママのことを考えてくれている企業さんだと思います。

そんなゲンナイ製薬さんが作られているのは「時期別の葉酸サプリメント」

妊娠前から摂るべき葉酸の量に合わせて、3パターンに分かれているサプリメントは珍しいです!

サプリメントの品質にも、保存袋ですら妥協せず作られています。

安売りはしませんとおっしゃっていますが、めちゃくちゃ高いわけでもないですし、むしろこの価格で赤ちゃんの健康を考えられるなら良心的すぎます。

ここまで真面目に丁寧なサプリメント、そうそうないと思います。

男性用のサプリメントなども作られていて、カップルセットなるものもありますので、パートナーとぜひチェックしてほしいです!

まとめ

授かる前から赤ちゃんの健康を考えて何を必要とするか。

もちろん予想もしていない妊娠で、健康的な赤ちゃんが生まれることだってたくさんあります。

でも私は不妊期間が長かった分どうしてもこだわりたかった。

努力しないよりして満足したかった。

サプリにまでお金かけるなんてと思われても、自分のこどもをお腹で育てるのは自分なんだと自覚をもって妊活できて本当によかったと思っています。

妊活を頑張っている皆さんも、ぜひ自信をもってほしいです。