妊娠しやすい体にするための生活習慣ポイント4つ

こんにちは、うえるりです!

妊娠しやすい人とそうでない人にどんな差があるのでしょうか?

こちらの記事は、これから妊娠を考えている人向けです。

妊活をスタートされている方は、今からおすすめする生活習慣をすでにされている方が多いですから。

「プレ妊活」として、体の土台を作っていきましょう。

もちろん、妊活中の方もおさらいとして読んでみてくださいね!

妊娠しやすい体とは?

一般的に妊娠しやすい人は以下の項目に当てはまる人が多い傾向にあります。

  • 生理の周期が28日~35日で一定
  • 生理の血の量が正常
  • 体温が低すぎない
  • 痩せすぎていない、太り過ぎていない
  • 35歳以下
  • たばこを吸わない

セルフチェックをしてみてください。

いくつ当てはまりますか?

次に、生活習慣が妊娠しやすいからだを作る理由などを解説していきます。

気をつけたい生活習慣

睡眠

睡眠時間は7時間が理想とされています。眠りについてから3時間の間に成長ホルモンが多くなり、体の機能を整えます。副交感神経が働き、ストレスの緩和につながります。

入浴

冷え性の予防・改善に最適です。血行が悪いと卵巣に栄養や酸素が届かず、卵巣機能の低下につながります。夏はシャワーだけにしがちですが、冷たい飲み物を多く飲んだり、エアコンの効いた部屋にずっといたりするので冷え性になる人が多くなります。また、入浴によるリラックス効果で副交感神経が高まります。

食事

妊娠前に必要と言われる「葉酸」ばかりが注目されますが、実は「タンパク質」もとても重要です。人が健康的に過ごすために欠かせないタンパク質は、基礎代謝を高めてくれます。また、摂取量が少ない妊婦から生まれた子供は、3歳時点での発達に遅れが出るという論文も発表されています。(出典:山梨大学「妊娠中の母親のたんぱく質摂取と3歳時の発達との関連について」

さらにきちんとした食事は痩せすぎや太り過ぎの予防にもつながります。

ストレス解消

ストレスは妊活最大の敵だと思います。ストレスを感じると、体はストレスに打ち勝とうとストレス耐性ホルモンを出します。このホルモンが、排卵や女性ホルモンの分泌を抑えてしまうことが分かっています。

睡眠不足と妊娠

睡眠時間が極端に短いと、体の機能が修復できないままになってしまいます。

すると、女性の場合はホルモンバランスが乱れ、男性の場合は精子の質の低下につながり、妊娠率も低下するというデータがあります。

さらに、男女ともに睡眠不足は日中にストレスを感じる要因になります。

冷え性と妊娠

入浴をしない場合、体を十分に温めることができません。

血がめぐることで体温を維持することができるので、冷え性は平熱を下げることにつながります。

基礎体温が元々低いと受精卵が育ちにくく、東洋医学では特に平熱を上げる療法が体質改善の1つとなっています。

水分の摂り過ぎも注意です。

水は1日に2リットル!とよく目にしますが、きちんと汗をかいたり運動している人ならばの量です。

排出ができる人はしっかり飲む必要がありますが、そうでない場合は体を冷やし最悪「水毒」という病気になります。

食事と妊娠

妊娠しやすい体として「適正体重」に近づけることも大切です。

痩せすぎは女性ホルモンの量が減り、肥満は体重に対する女性ホルモンの量の生成が追い付かなくなります。

体を動かすために必要な「タンパク質」は基礎代謝を上げ、他の栄養素(ビタミンやミネラル)をしっかりと働かせることにつながります。

妊娠した時に赤ちゃんへ栄養を送り込むためには、自分自身の体をしっかり作っておく必要がありますよね。

男性も食事で精子の質を上げることはできます(出典:医療コラム

男女ともに食事によって得られるメリットは大きいので、妊活するときに見直せる大きなポイントです。

※妊娠に適したBMIは20~24で、日本肥満学会では、BMIが25以上の場合を「肥満」、18.5以下の場合を「低体重」としています。

ストレスと妊娠

ストレスは人間関係や環境で感じますが、妊活そのものがストレスになり悪循環を招きます。

妊娠できないストレス

妊活がすすまないストレス

協力的でない夫に対するストレス

理解のない周囲に対するストレス

「妊娠したいという気持ち」がストレスにつながっている女性が多いのではないでしょうか。

「妊娠したい妻」を見ているだけでストレスになっている男性も多いのではないでしょうか。

幸せな妊娠と出産、その先の子育ては、男女の気持ちが同じ熱量ですすまなくてはどちらかに負担が多くなります。

結婚し、妊活をはじめる前に夫婦でしっかりと気持ちと方向性を話し合うべきです。

まとめ

赤ちゃんが欲しいな、と思った時に不安なく妊娠できるように、日ごろから生活習慣に気を付けることが大事です。

女性だけではありません。

今や男性側に問題のある不妊が半数近くにもなることを、妊活前に男性も知っておくべきだと思います。

まだまだ認知度が低いと思いますが、数年前まで保育園の送り迎えでパパの姿をほとんど見かけませんでしたが、最近はかなり多くなっているなと感じることから、きっとこの先一緒に不妊クリニックへ通うのが普通だという未来も期待できそう!

と思っています。

お読みくださいありがとうございました。

うえるり
うえるり

夫婦の熱量を合わせるのが1番大切ですよ