こんにちは、ちーみんです!
子供の教育費、幼稚園から高校までもなかなかの金額ですが…本当のラスボスは大学です。
だって、たった4年間で数百万円がドーンと飛んでいくんですよ。しかも入学のタイミングで一気に。
「3人分なんて、どうやって用意するの…?」と、我が家も何度も頭を抱えました。
でも、実は今、子供が3人以上いる家庭にとってめちゃくちゃ有利な制度が始まっているんです。使えるお金は、しっかり使わないと損!
この記事では、大学費用のリアルな金額と、2026年度も続いている国の無償化制度を、私みたいなお金オンチでも分かるように噛み砕いて説明します。

この記事はこんな人におすすめ!
- 大学費用の総額をざっくり知りたい
- 子供が3人以上いる
- 使える制度を取りこぼしたくない
大学費用は4年間でいくら?まずはリアルな数字
まずは相手の正体を知りましょう。大学4年間でかかる「学費」の目安がこちらです。
| 進学先 | 4年間の学費目安 |
| 国公立大学 | 約240〜250万円 |
| 私立大学(文系) | 約400〜690万円 |
| 私立大学(理系) | 約590〜820万円 |
いや、国公立でも240万円って…。私が学生の頃より確実に上がってます。
実際、文部科学省の最新調査では私立大学の授業料は平均で年間約97万円と、過去最高水準にまで上がっているそうです。
そして、これはあくまで「学費だけ」の金額。実家から通えばこれで済みますが…

もし家を出て一人暮らしとなったら、ここに「仕送り」が追加されるんです…
学費だけじゃない!忘れがちな「隠れ大学費用」
大学のお金って、授業料だけじゃないんですよね。地味にジワジワくる出費があります。
①受験料(意外とかさむ)
私立大学の受験料は1回あたり約3万5千円。共通テストの利用も合わせて何校も併願すると、受験料だけで数十万円いくこともザラです。
②一人暮らしの費用(最大の伏兵)
自宅外通学になると、家賃・食費・光熱費などの仕送りが必要に。
仕送りは月6〜10万円が相場と言われていて、これを4年間続けると…それだけで300〜480万円。学費と合わせると、私立理系×一人暮らしなら4年間で1,000万円超えも現実的な数字なんです。
③入学時の初期費用
入学金に加えて、一人暮らしなら敷金礼金・家具家電・引っ越し代。入学の年はまとまったお金が一気に出ていくので、ここが一番の山場です。
…と、脅すようなことばかり書いてしまいましたが、ここからが本題!ここまでの金額をガクンと減らせる制度を紹介します。
使わなきゃ損!国の「大学無償化」制度とは
「大学無償化」という言葉、ニュースで聞いたことありますよね。
正式には「高等教育の修学支援新制度」といって、2020年から始まった国の支援制度です。
ざっくり言うと、支援には2つの柱があります。
- 授業料・入学金の減免…大学に払うお金そのものが安くなる
- 給付型奨学金…返さなくていいお金が毎月もらえる
ポイントは、②の給付型奨学金が「返さなくていい」ということ。借りる奨学金(貸与型)とはまったくの別物で、こっちは純粋にもらえるお金なんです。
ちなみに給付型奨学金でもらえる月額は、世帯の所得区分によって変わります。
| 区分(所得が低いほど手厚い) | 私立・自宅外の月額 |
| 第1区分 | 約75,800円 |
| 第2区分 | 約50,600円 |
| 第3区分 | 約25,300円 |
第1区分なら月7万円以上!これが返さなくていいなんて、すごい制度ですよね。
ただし、この給付型奨学金には世帯年収の基準があります。「うちは共働きだから対象外かも…」という家庭も多いはず。
でも!ここで子供3人以上のご家庭に朗報があるんです。
子供3人以上なら「所得制限なし」で授業料が無償に!
これがこの記事で一番伝えたいこと。
2025年度(令和7年度)から、子供が3人以上いる「多子世帯」は、世帯年収に関係なく、大学などの授業料・入学金が一定額まで無償化されるようになりました。2026年度も継続されています。
これまでの制度は「年収◯◯万円以下」という壁があって、共働きだと対象外になることが多かったんです。
それが多子世帯なら所得制限が撤廃。どれだけ年収が高くても、子供を3人以上扶養していれば対象になります。これは大きい!
気になる支援の上限額はこちら。
| 進学先 | 授業料(年額・上限) | 入学金(上限) |
| 国公立大学 | 約35万円 | 約28万円 |
| 私立大学 | 約70万円 | 約26万円 |
私立大学なら、授業料が毎年70万円ずつ引かれる計算。4年間なら70万円×4年+入学金26万円で、合計約306万円もの支援が受けられることになります。
国公立にいたっては、この上限額でほぼ授業料が賄えるので実質タダに近い状態に。子供3人育ててる身としては、涙が出るほどありがたい制度です。

私が学生の頃にこの制度があったら…!と本気で思う。今の3きょうだいには、ぜひ活用してほしい
要チェック!申請前に知っておきたい「落とし穴」
「じゃあ、うちは3人いるから安泰ね!」…と、まだ油断してはいけません。
この制度には、知らないと損する落とし穴がいくつかあるので、ここはしっかり押さえてください。
①「3人を同時に扶養」が絶対条件
一番の落とし穴がコレ。対象になるのは、親が税法上3人以上の子供を「同時に」扶養している期間だけです。
例えば3人きょうだいでも、一番上の子が就職して扶養から外れると、下の子が在学中でも扶養する子供が2人になり、対象から外れてしまう可能性があるんです。
年の離れたきょうだいだと、この「同時扶養」の期間がズレやすいので要注意。
②「完全無料」ではない
さっきの上限額を超えた分は自己負担です。私立で授業料が年100万円超の大学なら、上限70万円を引いた差額は自分で払う必要があります。
「無償化」という言葉のイメージだけで「全部タダ!」と思い込むと、あとで慌てるので気をつけて。
③黙っていてももらえない(申請必須)
これも大事。制度は自動では適用されません。大学を通じてJASSO(日本学生支援機構)への申請が必要です。
申請には「予約採用(高校3年生のうちに申し込む)」と「在学採用(進学後に申し込む)」があります。高校の奨学金担当の先生に早めに相談しておきましょう。
④学業要件がある
採用後も、毎年の成績や出席がチェックされます。成績が基準を下回ると支援がストップすることも。高校では評定平均3.5以上などの基準もあるので、お子さんにも早めに伝えておくと安心です。

制度は毎年こまかく変わるので、実際に使うときは必ず文科省・JASSOの公式サイトで最新情報をチェックしてね!
制度に頼りきらない!自分で備える3つの方法
無償化はありがたい制度ですが、上限を超えた分や一人暮らしの仕送りは結局自分で用意するしかありません。
そこで、制度と合わせて自分でも備えておきたい方法を3つ。
①児童手当は「使わずに貯める」
地味だけど最強なのがコレ。児童手当をまるっと貯金に回すだけで、子供1人あたり200万円前後の資金が自動でできます。生活費に溶かさず、別口座に隔離するのがコツ。
②時間があるなら「NISA」も選択肢
大学入学まで10年以上あるなら、コツコツ積立投資も有力。ただし値動きがあるので、「すぐ使わないお金」だけを回すのが鉄則です。入学直前のお金を投資に入れるのは危険なので、そこは預貯金で。
③強制力がほしいなら「学資保険」
「貯金が苦手…」という人には、半強制的に貯まる学資保険も。増える額は大きくないですが、親に万一のことがあったときの保障がつくのが安心ポイントです。
「結局、学資保険とNISAってどっちがいいの?」という一番気になるところは、こちらの記事で徹底比較しています⇩
この3つ、どう組み合わせるかは家庭の状況によって正解が違います。
「わが家はどうするのがベスト…?」と迷ったら、無理に自己流で悩まずお金のプロ(FP)に一度相談してみるのが、結局は一番の近道でした。

まとめ
大学費用は、たしかに教育費のラスボス。でも、今日のポイントを押さえておけば怖くありません。
- 大学4年間の学費は、国公立で約240万〜私立理系で約820万円
- 一人暮らしなら仕送りで1,000万円超えもありえる
- 子供3人以上なら、2025年から所得制限なしで授業料が無償化
- ただし「3人同時扶養」「上限あり」「申請必須」の落とし穴に注意
- 制度でカバーできない分は、児童手当・NISA・学資保険で備える
子供が3人以上いるご家庭は、この無償化制度を知っているかどうかで、数百万円レベルで負担が変わってきます。「知らなかった」で損するのが一番もったいない!
大学はまだ先…という方も、教育費は早く動いた人ほどラクになります。まずは我が家の現状を「見える化」するところから始めてみてくださいね。

使える制度はフル活用!その分、家族との時間や自分のためにお金を回せたら最高だよね

