妊活最初のステップ。タイミング療法ってなに?

こんにちは、うえるりです!

妊活をはじめると最初にトライするのが「タイミング療法」

妊娠するためには精子と卵子が出会う必要がありますが、

その出会いのタイミングを科学的に測ってドンピシャで出会わせようというもの。

まず私の体験談を先に言うと、

<br>うえるり

うえるり

タイミング療法と違う日にしたら妊娠しました。

3人とも、病院の教える日より全然ズレた日…

あくまでタイミング療法とはなにか、という記事なので

妊活されている方は今すぐタイミングなんか気にせずに、生理が終わったらすぐに営み開始してください!

タイミング療法がどういうものなのか知りたい方はお読みくださいね。

妊娠の確立をあげるタイミングの取り方はこちら⇩の記事を参考にしてみてください

タイミング療法とは

タイミング療法とは・・・自然周期を見ながら血中・尿中のホルモンを測り、超音波で卵子の育ち具合などを診ることで排卵日を予測し、性交渉のタイミングを指導するもの。

排卵期に確実に性交渉をすることで自然妊娠を目指す方法です。

自然周期で6か月~1年ほど経過しても妊娠しない場合も排卵誘発剤を使用し、複数の卵子を排卵させ受精の確立を高めることもあるようです。

排卵誘発剤を使う方法

排卵誘発剤を用いて卵胞(卵子)を発育させ、排卵を促す方法を排卵誘発法といいます。

普通は排卵障害のある場合に使用しますが、妊娠率を上げるために正常な排卵周期の人にも行うことがあります。

人工授精や体外受精では排卵誘発法を併用することによって妊娠率が上がると言われています。

【排卵誘発剤】

クロミフェン製剤(クロミフェン、クロミッドなど)脳の下垂体に作用して間接的に卵巣を刺激する飲み薬です。そのため、作用が比較的弱く副作用もほとんどありません。

ゴナドトロピン製剤(ゴナピュール、hMGフェリング、フォリスチムなど)卵巣に直接作用するタイプの注射薬です。そのため量や回数によっては非常に強力で、多胎や卵巣過剰刺激症候群にもなりやすくなります。

【排卵促進剤】

hCG製剤(ゴナトロピン、フェルチノームなど)上記の卵子を育てる薬ではなく、排卵を促す注射です。hCGを投与すると約36-38時間後に排卵します。

GnRHアゴニスト製剤(ブセレキュア、ナサニールなど)脳の下垂体に作用し、間接的に排卵を促す点鼻薬です。hCGと同様の使い方をします。長期間使用すると、逆に排卵を抑える作用があり、体外受精時に排卵を抑えるために使用することもあります。

GnRHアンタゴニスト製剤(セトロタイドなど)脳の下垂体の機能を一時的に抑える注射です。体外受精時に排卵を抑えるために使用します。

排卵誘発剤を使用すると副作用もありえる

多児率の増加・・・多胎とは双子、三つ子以上となった妊娠のこと。通常自然排卵周期では一つしか排卵しないので、自然妊娠のほとんどは単胎となります。

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)・・・クロミフェンでは通常は起こりませんが、ゴナドトロピンでは起こることがある。両側の卵巣が腫れあがり、血管の中の水分が卵巣から浸み出し、腹腔内にたまってしまう。

卵子の性質

卵子は女性の体の中で作られていて、女性の遺伝情報を持っています。

卵子は小さな球体で、その卵子の周りをゼリー状の透明帯という物質に被われています。

卵子の直径は約160μm(0.16㎜)です。 髪の毛三本分を束ねた位の大きさです。

排卵された卵子の寿命は約12~24時間といわれています。

 卵子は卵管の先にある卵管采に取り込まれ、少し奥に入った卵管膨大部という場所で精子を待ちます。

ポイントは寿命と受精可能時間は違うということ。

排卵してから精子と出会う場所まで移動し、受精可能な能力を維持できるのは6~8時間と短いんです。

精子と出会わなければ、生理の時に体外に排出されます。

精子の性質

精子は男性の体の中で作られていて、男性の遺伝情報を持っています。

精子は頭部と尾部から出来ていて、頭部の中に男性の遺伝情報が入っています。

全長は約60μm(0.06㎜)髪の毛一本分位の大きさです。

精子の寿命は2~5日ほどと言われています。

個人差があるのでバラつきがあります。

妊娠率は20%

健康な男女でも自然妊娠をする確率は20%と言われています。

5回に1回です。

正常に排卵していたら、約半年で妊娠できるということになります。

うえるり
うえるり

私の場合は半年でやっと2回排卵してたかな。

卵子と精子の性質から見てお伝えしたいのは、「卵子がいるところに精子が向かう」よりも、

精子が待ち構えているところに卵子が来る」という状況の方が、受精可能時間をフルに使えるということ!

排卵日の5日以上前でも妊娠した私のデータをご覧になりたい方は次の記事をお読みくださいね!

まとめ

タイミング療法というのは、医師が卵子の状態や生理周期から排卵日を予測し、性交渉をするべき日を指導するものです。

通院していなければ指導してもらうことは不可能です。

生理周期が安定している方は、排卵日の予測をしやすいので、排卵日付近の2~3日前にタイミングをとってみてくださいね。

周期がバラバラの人はまず診察を受けましょう。

必要な治療方法を知って、スッテプをすすんでください。

パートナーがどのように考えているのか、事前に確かめ合うのは最も大切ですよ。